４打数無安打に終わったドジャース・大谷翔平投手（ＡＰ）

◆米大リーグ　ドジャース１―３レンジャーズ（１３日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム） 【動画あり】始球式を務めたケイタ君のナイスピッチ！捕手は山本由伸！！ 　ドジャース・大谷翔平投手（２９）が１３日（日本時間１４日）、本拠地・レンジャーズ戦に「２番・指名打者」でフル出場したが４打数無安打に終わり、１１、１２日（同１２、１３日）に続く３試合連続本塁打は出なかった。ドジャースも５安打１得点と打線が沈黙。２連敗となった。 　レンジャーズの先発は大谷が２２年にエンゼルスで同僚だった右腕のロレンゼン。昨季は６打数２安打だったが、２点を追う初回１死走者なしの１打席目は、二ゴロ。３点を追う３回２死一塁の２打席目も左直に倒れ、６回１死走者なしの３打席目も二ゴロで３打席連続で抑え込まれた。 　ドジャース最大のチャンスは２点を追う８回。無死一、三塁で打順はベッツ、大谷、フリーマンのＭＶＰトリオだった。だが、２番手の３９歳右腕・ロバートソンの前に３者連続三振。大谷は２ストライクからワンバウンドのナックルカーブに手が出て３球で空振り三振だった。 　前日の１２日（同１３日）も２点を追う８回にベッツから始まる好打順だったが、「ベッタニマン」がロバートソンの前に３者連続三振。今季からトリオを組む３人が３者連続三振に倒れるのはこれが初めてで、同じロバートソンに２試合連続で３者連続三振を喫した。 　通算８２１登板と実績十分の右腕だが、大谷は「データ通りで、特別変わったことはもちろんしていないと思いますけど、こちら側、特に僕の打席アプローチがかみ合っていないのかなと思います。投げ方、間合いの方が独特だと思うので、そこの方がみんなちょっとずれる感覚があるのかなと僕自身含めて思います」と悔やんでいた。