“反抗期がない子”なぜ増加?ないとダメなもの? 河崎環氏「絶対にあったほうがいい」 親の向き合い方は
■反抗期への“3つの向き合い方”
子どもの反抗期への向き合い方として道山氏は、成長の証として「反抗期を楽しむ」、親の意見を通さず失敗させ「失敗=成長と捉える」、「イライラしたら人に聞いてもらう」の3点をあげる。 「例えば、『宿題しないと忘れるよ』と言った時に、子どもが言うことを聞かないとする。ここでぶつかるぐらいなら、1回宿題を忘れてみなと。先生に怒られて学ぶほうが早い。また、親も常に聞く姿勢で向き合っていると、だんだんイライラが出てくる。それを子どもにぶつけると仲が悪くなるので、別のところで発散をする。そういったことを含めてやっていくのがいいと思う」
では、親を無視する、会話をしない、部屋にこもるなど、“構わないでほしい”というサインが出ていたらどう対処すべきなのか。 道山氏は「これは親子関係が悪くなっているサインなので、もう一度コミュニケーションをとっていくということが大事だ」と述べる。 河崎氏は「逆に言えば、親の側も“子どもは今自立していこうとしているんだ”と諦めることができる。親離れと子離れは両方とも起きたほうがいい。親がいつまでたっても、『うちの子かわいいの』と言っているのもどうなのか」との考えを示した。(『ABEMA Prime』より)