レアル・ソシエダード久保建英（2024年撮影）

＜UEFA（欧州）リーグ：Rソシエダード1－2アンデルレヒト＞◇3日◇1次リーグ第2節◇サン・セバスチャン 　アンデルレヒト戦で公式戦2試合ぶりにベンチスタートとなったレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英（23）について、クラブの地元紙はチームトップタイの評価をつけた。 　Rソシエダードは3日にホームで開催された欧州リーグ・1次リーグ第2節でアンデルレヒトと対戦。開始早々のパブロ・マリンのゴールで幸先の良いスタートを切るも、前半のうちに逆転を許し、1－2で敗れた。 　久保は後半最初から出場し、積極的にチーム最多5本のシュートを打つが、最後まで相手の固い守備に苦しめられ、得点を決めることはできなかった。 　クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の久保について、「最もトライし、最も危険な選手だった。クロスやシュートを狙うも、あまりにも運がなく、精度も欠いた」と評し、チームトップタイの6点（最高10点）をつけた。 　ジョン・マルティン、アイエン・ムニョス、パブロ・マリン、サディクが久保と並ぶ6点。続いて、レミーロ、オドリオソラ、エルストンド、トゥリエンテス、ブライス・メンデス、オスカルソン、アゲルドが5点、パチェコとバレネチェアがチーム最低の3点、セルヒオ・ゴメス、オヤルサバルは採点なしとなった。 　久保の今季ここまでの欧州リーグ成績は1試合（途中出場）、45分出場で、得点、アシストともになし。Rソシエダードは2試合1分け1敗の勝ち点1と、まだ一度も勝利がない。 　久保はこの後、中2日の10月6日にホームで行われるスペインリーグ第9節でアトレチコ・マドリードと対戦し、日本代表に合流する予定になっている。（高橋智行通信員）