ミランのエース候補だった男が“セリエB”で6年ぶりの二桁得点 目指す再びのセリエA
チームも昇格プレイオフ圏内に
ミラン期待の若手ストライカーとして、2017-18シーズンにセリエAで10ゴールを記録してから約6年。 そのシーズン以来となるリーグ戦二桁得点を記録したのは、26歳を迎えているイタリア人FWパトリック・クトローネだ。 二桁得点と言っても、セリエAではない。現在クトローネはカルチョ・コモの一員としてセリエBで戦っていて、今月4日のヴェネツィア戦でのゴールでリーグ戦得点数を10ゴールに乗せてきた。昨季は9ゴールだったため、今季はその数字をすでに超えたことになる。 伊『Calciomercato』もこの活躍を取り上げているが、チームも現在セリエBで3位と良い位置につけている。セリエBは1位と2位が自動昇格となり、3位と4位のチームには昇格プレイオフ準決勝への出場権が与えられる。 クトローネもカルチョ・コモの一員としてセリエAで戦えれば理想的だろう。セリエAはエンポリでプレイしていた2021-22シーズンが最後となっているが、クトローネはもう一度セリエAの舞台で戦えるのか。生まれ故郷のクラブでクトローネの奮闘は続いている。
構成/ザ・ワールド編集部