アップルが「最新Mac」を3日連続で発表した驚き M1→M4チップ、AIで「0.1秒の快適さ」を追求するアップルの思惑
なおApple Intelligenceは2024年中にインドとシンガポールを除く英語圏で、2025年には、日本語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語、ベトナム語を含むさらに多くの言語で利用可能になる予定だ。 注意したいのは、現段階で、M1チップ以降のAppleシリコンを搭載するMacでも、日本語環境ではApple Intelligenceを利用することはできない。 今回、異例とも言える3日連続の発表。それらの内容とニュースのポイントを以下にまとめる。
【10月28日】 ・ 24インチの画面を備える超スリムな一体型コンピューター「iMac」を発表。 ・ カラーはこれまで通り7色展開だが、より明るくはっきりとした色に変更される。 ・ iMac登場で、第2世代3nmプロセスで製造された「M4チップ」がMacに初搭載。 【10月29日】 ・ 12.7cm四方で高さ5cmと非常にコンパクトな新デザインを採用するデスクトップ型コンピューター「Mac mini」発表。
・ 新型Mac miniの上位モデルに、より強力な処理性能を備える「M4 Pro」チップを搭載。 ・ M4 Proチップ搭載のMac miniに、これまでの2倍となる120Gbpsの転送速度を実現する新しい外部接続ポート「Thunderbolt 5」を搭載。 【10月30日】 ・ MacBook Proを「M4」シリーズ搭載モデルへと刷新。 ・ M3モデルで省かれていた3つ目のThunderbolt/USB 4ポートが、M4モデルにも追加される。
・ 上位モデルのみで選択できたカラー「スペースブラック」が、エントリーモデル(M4チップ搭載モデル)でも選択可能に。 ・ 「M4チップ」「M4 Proチップ」に加えて、「M4 Max」チップ登場。 ■M1チップとM4チップの違いとは? アップルは今回のM4ファミリーの採用について、どのような目的を持っているのだろうか。 特に、「Apple Intelligenceのために設計」というタグラインに対して、疑問がある。M4以前のアップルが設計したチップを搭載するMacでも、Apple Intelligenceを動作させることができるからだ。