鎌田大地以外には? クラブとの別れ方が最悪だった選手(5)アーセナルが嫌い!? 挑発を繰り返したFW
サッカー日本代表の鎌田大地は、ラツィオとの契約延長交渉がまとまらず、わずか1年でイタリアを去ることに。この結果に、クラウディオ・ロティート会長筆頭にクラブ関係者から不満の声が出ており、日本人選手は良い別れ方ができなかった。今回は、そんな鎌田と同じく、クラブとの別れ方が最悪だった選手を紹介する。
FW:エマヌニュル・アデバヨール(元トーゴ代表) 生年月日:1984年2月26日 所属元:アーセナル(イングランド) 移籍先:マンチェスター・シティ(イングランド) エマニュエル・アデバヨールとアーセナルの間に生まれてしまった“溝”は二度と埋まらないだろう。 2005/06シーズンにアーセナルへ加入したトーゴ代表FWは、2007/08シーズンにプレミアリーグで24得点を挙げるなど、エース格の1人として成長。ところが2009年夏にUAE資本で大型補強を敢行していたマンチェスター・シティへと移籍した。 ここまでは何も問題なかったのだが、アデバヨールは移籍初年度の2009/10シーズンの古巣アーセナル戦でゴールを決めると、わざわざゴールを決めた反対側のスタンドまで全力で走り、大勢のグーナーの前で派手なセレブレーションを行うまさかの行動に出た。そして2011年夏にはアーセナルの最大のライバルであるトッテナムに移籍した。 なぜ、アデバヨールはこれほどまでにアーセナルのサポーターに嫌われるような行動を繰り返したのだろうか。本人はアーセナルからシティに移籍したのは金銭によるものではなく、「チームに残って控え選手としてプレーするか、退団するかの二択だ」とヴェンゲルに言われたからだと主張。またアーセナル在籍時から「サポーターに人種差別的な発言を繰り返し言われていた」と語っており、「怒り」の感情が蓄積していたそうだ。
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