友風が11敗目 土俵に落ちた時に右足に違和感 「反省ですね」とポツリ
◆大相撲夏場所13日目(24日、両国国技館) わずか1場所で幕内に復帰した東前頭枚目・友風(二所ノ関)が東同8枚目・隆の勝(常盤山)に押し出され、2勝11敗となった。 当たった瞬間に引いてしまい、後ろ向きのまま両足から土俵に落ちた。そして右足を引きずりながら花道を引きあげてきた。 「反省ですね」。引いたことが敗因であると話した後はいつものトークは沈黙。付け人に右足のテーピングを外してもらい、自分で右膝をマッサージ。 右膝の大けがで4度の手術、5ケ月に及ぶ入院生活を経て復帰。コツコツと地道な努力で幕内まで戻ってきた。「ケガをしないで15日間を終えたい」が口癖。右膝の違和感が友風の表情を暗くさせていた。
報知新聞社