メドベージェフが難敵マナリノを退け準々決勝へ「タイブレークでセットポイントをセーブできてよかった」 [チャイナ・オープン/テニス]
メドベージェフが難敵マナリノを退け準々決勝へ「タイブレークでセットポイントをセーブできてよかった」 [チャイナ・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「チャイナ・オープン」(ATP500/中国・北京/9月26日~10月2日/賞金総額389万1650ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がアドリアン・マナリノ(フランス)を7-6(6) 6-2で退けベスト8に進出した。 ~チャイナ・オープンで8強入りを決めた第3シードのメドベージェフ選手~ 競り合いの末に突入したタイブレークでメドベージェフは5-6から3ポイントを連取して第1セットを先取し、第2セット2-1からブレークバックを許したあと最後の4ゲームを連取して1時間41分で試合を締めくくった。 ふたりはこれが8度目の対決だったが、初めてプレーした2016年から3連敗を喫していたメドベージェフが4勝4敗のタイに追いついた。 「彼(マナリノ)とプレーするのは簡単じゃない。だからタイブレークでセットポイントをセーブすることができてよかった。いいサービスが2本入り、そのあとリターンを返した。厳しい試合だったけど、勝つことができてうれしいよ」とメドベージェフは試合を振り返った。 メドベージェフは次のラウンドで、予選勝者のパベル・コトフ(ロシア)を6-4 6-2で破って勝ち上がったフラビオ・コボッリ(イタリア)と対戦する。 昨年の3月からトップ5をキープしているメドベージェフは昨年5月のローマを最後にタイトルから遠ざかっており、ヤニク・シナー(イタリア)に敗れた前年の同大会を含め決勝で5連敗中となっている。 そのほかの試合ではディフェンディング・チャンピオンで第1シードのシナーがラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のロマン・サフィウリン(ロシア)に3-6 6-2 6-3で逆転勝利をおさめ、イリ・ラフェチュカ(チェコ)は1セットダウンから巻き返して予選勝者のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を3-6 6-2 6-1で倒し、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。
テニスマガジン編集部