名古屋3年ぶりルヴァン杯制覇へ 長谷川監督「大会への思い入れは人一倍強い」 自身3度目Vなら史上初
ルヴァン杯決勝は2日、東京・国立競技場で行われる。頂点を争う名古屋と新潟の両チームは1日に同会場で最終調整を行い、監督と主将が公式会見に臨んだ。 名古屋の長谷川健太監督(59)は「名古屋に来て初めて、決勝でタイトルを懸けて戦う。今シーズンはファミリーの皆さんに悔しい思いをさせてきたので、明日のゲームは勝ってみんなで喜びたい」と21年以来の優勝を宣言した。ルヴァン杯はG大阪時代の14年(当時ナビスコ杯)、FC東京時代の20年に制しており、指揮官として3度目の優勝となれば史上初。「選手で一番初めに獲ったタイトルも前身のナビスコ杯だった。この大会への思い入れは人一倍強い」と言葉に力を込めた。 今季限りで退団する主将のGKランゲラック(36)は「チームの一員として、ファミリーの皆さまにトロフィーを掲げたい」と抱負。指揮官は「ルヴァンで最高の形で送り出してあげれば、というのがチーム、スタッフ全員の思い。明日のゲームは持っているものを全て出して戦っていきたい」と有終の美で守護神を送り出すことを誓った。