肉食オオカミ、蜂蜜なめて植物の交配のお手伝い
エチオピアオオカミは絶滅の危機
エチオピアオオカミは、世界で最も希少なイヌ科動物で、肉食動物としてアフリカで最も絶滅の危機に瀕しており、エチオピアにある6つの飛び地に限定された99の群れに500匹に満たない個体が分散しているといいます。 論文の主執筆者であるオックスフォード大学のSandra Lai氏は、ニュースリリースで次のように述べています。 この研究結果は、絶滅の危機にあるエチオピアオオカミについて、私たちの学ぶべきことがどれだけ多いかを浮き彫りにしています。また、アフリカの屋根と呼ばれる美しいエチオピアの高地に生息するさまざまな種同士の複雑な相互関係も明らかにしています。この非常に独特で多様な生態系は、今も生息地の消失や分断という脅威にさらされています。 Source: Lai et al. 2024 / Ecology, University of Oxford Reference: Ethiopian Wolf Conservation Programme (EWCP)
Kenji P. Miyajima