勝つには “ベスト”な状態が必要だった CWC決勝進出を決めたロドリが浦和を称賛「簡単ではなかった」
3-0で勝利
クラブW杯準決勝で浦和レッズと対戦したマンチェスター・シティ。 FWアーリング・ハーランド、FWジェレミー・ドク、MFケビン・デ・ブライネといったメンバーを欠いたシティ。また直近の試合はパフォーマンスが良くなかったこともあり、状態が心配されていた。 試合は、前半ATにオウンゴールで先制すると、52分にMFマテオ・コバチッチ、59分にMFベルナルド・シウバが得点を決め、3-0でシティが勝利を収め決勝進出を決めた。浦和の堅い守備陣に苦戦するシーンも見られたシティ。MFロドリはこの試合は「簡単ではなかった」とクラブの公式サイトで語った。 「我々はCLで優勝しなければならないこの瞬間にたどり着くことがどれほど難しいかを知っている。我々は非常に良い試合をした」 「簡単ではなかった。我々は勝つためにここに来た。これがチームのメンタリティだ。突破するのは非常に難しいと感じた。狭い範囲にたくさんの選手がいて、彼らは非常に良い守備をした。私たちは日本のチームがいかにコンパクトな守備をし、そして攻撃するのがどれほど難しいかを知っている。しかし、前半終了間際にゴールを決めた。私たちは前進し続け、決して諦めなかった」 「ボールをもう少し速く動かすことがもっと上手くなる必要があるが、同時にそれは簡単ではない。これらのチームとの対戦は決して簡単ではない。だからこそ今日はベストな状態が必要だったし、決勝でもそれが必要になるだろう」 ロドリはこの試合、123回のボールタッチで97%のパス成功率を記録し、チームに欠かせない役割として君臨した。シティは日本時間の23日(土)の深夜3時にクラブNo. 1の称号をかけて、南米王者のフルミネンセと対戦する。
構成/ザ・ワールド編集部