「自ら蹴りたいと言ったが…」 PK失敗の上田綺世をフェイエノールト指揮官は擁護。「フットボールの一部」【欧州CL】
サッカー日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは現地時間2日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第2節でジローナと対戦し、3-2で勝利を収めた。試合後、ブライアン・プリスケ監督は、PKを決められなかった上田について言及した。クラブ専門メディア『FR12』が、3日に報じている。 【リーグフェーズ順位表・対戦表】UEFAチャンピオンズリーグ24/25 エースのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの負傷離脱により、プレータイムが増加している上田は、この試合でもスタメンに名を連ねた。初戦でバイエル・レバークーゼンに敗れていたフェイエノールトは、2-1とリードしていた状況で35分にPKを獲得。結果の欲しい上田がキッカーを務めたが、ゴール右を狙ったボールは相手GKに阻まれた。その後、48分にも決定機が訪れたが、ネットを揺らせず。チームは勝ち点3を手にしたものの、上田は無得点に終わり、悔しい一戦となった。 試合後、プリスケ監督は「上田は自ら蹴りたいと言ったが、これもフットボールだ」と述べ「通常、上田は優れたPKキッカーだ。日本代表でも彼のPKをたくさん見てきた。今日はうまくいかなかったが、それもフットボールの一部だ。なぜ上田を選んだのかって。ストライカーに得点を決めさせることは常に良いことだ。事前に話し合って決めた。(ダーヴィド・)ハンツコや(クインテン・)ティンバーも選択肢だが、私は常にストライカーを選びたい」と語った。 さらに、そのティンバーは『ESPN』のインタビューで「今回は上田が蹴ることになったが、次は私が蹴るかもしれない。その時々で決めるもので、チームで決めている。私は今回も蹴ることができたが、上田に信頼を寄せていた。彼は素晴らしいキックを持っていることをこれまでにも示している」と上田への信頼を強調するコメントを残している。
フットボールチャンネル編集部