共同設立者として「リアル・アメリカン・ビール」を立ち上げたハルク・ホーガンが大統領選出馬に意欲（ホーガン公式インスタグラムから）

　日米マットで活躍したレジェンドでプロレスラーの「超人」ハルク・ホーガン（70）が大統領選挙への出馬に意欲を示した。14日（日本時間15日）、フォックスニュースチャンネルのトーク番組「フォックス・アンド・フレンズ」に出演した際、ホーガンは「そこ（大統領）には常識を持った人物が必要だ。大統領が副大統領が必要なら、俺が志願してこの国を引き継ぎ、鉄拳と一律税で統治する。常識だけを貫く、私は善悪を知っているよ、ブラザー」と発言。大統領選出馬に前向きな姿勢を示した。 【写真】69歳「超人」ハルク・ホーガンの肉体 　最近、ホーガンは共同設立者として新たなプレミアムブランドとなる「リアル・アメリカン・ビール」を立ち上げた。実業家としての新たな1歩を踏み出したタイミングで共和党員、民主党員だけでなく、あらゆる階層の人々のために何かを提供したいと感じたという。ホーガンは「ビール業界の競争の厳しさをみて、このクレイジーなアイデア（大統領選出馬）を思いついた。この国で何をする必要があるのかを思い出した」と熱弁した。 　米国社会の分断を強く懸念しており「我々は違いよりも似ているところの方が多い。これは政治よりもはるかに大きいことだと思った。コミュニケーションが取れず、話すことができなければ、議論や決断、あるいは人々が仲良くやっていくことはできないからだ。俺は、1杯ずつ、米国を再び1つにするような『ビール』をつくりたい」との思いを口していた。