木村昴、ドラマ初主演、声優、バラエティーで大忙しの夏 そのバイタリティーの源は?
◆ドラマ、アニメ、バラエティーと大忙し そのバイタリティーの源は?
――本作の主演はもちろん、レギュラーのアニメ作品やバラエティー番組、さらにはヒルナンデス!バンドとこの夏は大忙しだったのではないでしょうか。 木村:こればっかりはかっこつけずに言わせていただくと、めちゃくちゃ忙しかったですね。でも、やりがいがありますし、楽しいことをやっていると、くたびれないんだなというのは思いました。体はもちろん疲れたなというのはありますけど、精神的な部分で疲れはまったく感じてないですね。 ――木村さんのそのバイタリティーの源は何でしょうか? 木村:いいか悪いかは置いといて、僕は今日のここまで、お仕事って思ってやったことがほぼなくって。なめるな!って言われればそれまでなんですけど、僕は今やっている芸事をお仕事ってまったく思ってないんですよね。楽しいことをやっているし、好きだからやっているっていうのがあるんですよ。 ただこれっていい面も悪い面もあって。いい面は楽しいから続けられるし、お仕事って思わないから、わりかし自分の生活の一部になっていて無理や嘘なく頑張れているんです。本当は嫌だけどやってるというのがない。悪い点としては、これはマジでどうにかしなきゃなって思ってるんですけど、楽しいだけでやっているから、何かあったら普通に機嫌が悪くなったりするんです。 例えがめっちゃ悪いんですけど、友達に遊ぼうぜって誘われてそいつん家行ってる感覚なんです。「今度さ、ドラマやるんだけどちょっと出てくんない?」「いいよ!お前ん家行くわ!」みたいな。なので、何かでムカついた時に「ダメ!これはお仕事お仕事!」っていう方法を知らないから、普通にイラってしちゃうんです。なんとかしないとダメなんですよね。 ――なんだかとっても意外です。 木村:でも、そういう時はちゃんと秘策があって。…お菓子食べたら一瞬で機嫌直るんです。結果、僕のバイタリティー、ここまでやってこられたすべての源はお菓子です! …言葉にすると頭おかしい奴ですけど、これがマジなんで(笑)。 ――お菓子に感謝ですね(笑)。では改めまして(笑)、真の作者はもちろん、枝松と片山の関係も気になる本作の最終回までの見どころを教えてください。 木村:真の作者は誰なのか?は、皆さん最大のモヤモヤだと思うので引き続きご注目ください。個人的な注目ポイントとしては、やっぱり、片山と枝松のバディ関係ですよね。僕はもう視聴者の目線に返って観ていると、「もうお前ら付き合えよ!」と思うことがあるんです。でも、やっぱり枝松には同級生っていう存在もいるわけですよ。真の作者は見つかるのか、枝松は真の作者や片山とどうなるのか、いろんなところにご注目いただけたらうれしいです。 あとは最終話に、枝松と片山のめっちゃいいシーンがあるんですよ~。めっちゃ片山っぽくて、めっちゃ枝松っぽいシーンで最高なんです! そこはぜひご覧いただきたいです!! (取材・文:渡那拳 写真:松林満美) ドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』は、読売テレビ・日本テレビ系にて毎週木曜23時59分放送。