まひろの結婚で「為時の屋敷」がちょっと豊かに 文学の才育んだ庭 「足るを知る」暮らし 光る君へ「美術」の世界
宣孝と死別した後、まひろは宮中に上がり、彰子に仕えることになった。第37回では、華やかな宮中に慣れたまひろが、生まれ育った家をみすぼらしく感じる場面が描かれた。まひろの出仕と道長からの配慮で、暮らしぶりは安定している気もするが、山内さんは「家の中に紙が増えたくらいで、暮らしは変わっていません。すぐに高級なものを取り入れるような家ではないのです。為時も『足るを知る』人間ですし、まひろが出ていったままの状態です」。
為時一家の価値観や暮らしぶりを細かに反映したセットなのだ。(油原聡子)
【関連記事】
- NHK大河ドラマ「光る君へ」第46話あらすじ まひろ(吉高由里子)が周明(松下洸平)、双寿丸(伊藤健太郎)と再会 国を揺るがす有事勃発
- 「光る君へ」倫子さま(黒木華)「藤式部がいなくなったからですの?」ズバリ直球にSNS「道長出家で100%の確信に」「こんな屈辱ある?」
- 松下洸平「光る君へ」再登場!次週予告で「妻はいるの?」「話したいことがある」などのセリフに「平安版『最愛』みたい」と期待高まる
- NHK大河「光る君へ」吉高由里子と柄本佑がクランクアップ、約1年5カ月の撮影期間を振り返る【コメント全文】
- 「光る君へ」まひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)が濃厚ラブシーン「大河でここまで攻めたか!」「夜20時台の放送コードにチャレンジ」