タイガース2軍本拠地を脱炭素化 阪神電鉄社長、環境相に報告
阪神電気鉄道の久須勇介社長は26日、伊藤信太郎環境相と環境省で会い、2025年に兵庫県尼崎市へ移転する阪神タイガースの2軍本拠地で脱炭素化の取り組みを進めると報告した。伊藤氏は「環境意識を持った選手に育ってほしい」と期待を示し、38年ぶりのプロ野球日本一にかけて「脱炭素でも日本一に」とエールを送った。 阪神電鉄の大物駅近くに、省エネを徹底して二酸化炭素(CO2)の排出を大幅に削減した新球場などの「ゼロカーボンベースボールパーク」を整備。環境省は、この周辺を、30年度までの脱炭素化を目指す先行地域に選定している。対談には、まちづくりで阪神側と連携する松本真尼崎市長も同席した。