なぜ大橋ジムは7.16後楽園で清水聡(東洋)&井上浩樹(日本)のWタイトル戦開催を決断したのか?「選手のモチベーション低下とボクシングが忘れ去られることが怖い」
ジムが閉鎖され、満足な練習環境にない中で、万全の準備ができるかどうかが不安だが、大橋会長は、「スパーリングはまだできていませんが、基礎練習は続けてきています。新型コロナの感染リスクを考えて、出稽古や、他所のジムからスパーリングパートナーを呼ぶことはできませんが、井上には、平岡アンディ、清水には松本亮らをパートナーにジム内でなんとか準備を進めたい」という。 井上の相手を務める23歳の平岡アンディは、初代日本スーパーライト級ユース王者で、昨年、トップランク社に見初められ契約を果たし、ラスベガスデビューも飾っている期待のホープ。 大橋会長は、「井上とアンディのスパーリングが始まったら、YouTubeでジム内の特別マッチとしてファンの方々にも、その様子をお届けしたい」との計画も練っている。 7月…停止しているボクシングが我々の元に帰ってくるのか。 7月5日には、愛知の刈谷で、中日本の新人王予選などをアンダーカードにした興行が予定されている。