一面に広がるユリの花 沖永良部島 笠石海浜公園の1万6千球が見頃
鹿児島県沖永良部島の笠石海浜公園(和泊町喜美留)にあるユリ園のテッポウユリが見頃を迎えている。好天となった17日は観光客や地元住民が次々と訪れ、花を楽しんでいた。今週末には見頃のピークを迎えそう。 町企画課によると、同園では毎年、地域の各種団体がボランティアで球根の植え付け、掘り取り作業を行っている。今期は昨年10月に約1万6千球を植えた。高温と降雨の影響か、例年より開花が早めだという。公園内にある展望シンボルタワー「ゆりの塔」近くの花園に植えたスカシユリ約7200球は5月初旬に見頃を迎える見込み。 子ども2人を連れて公園を訪れていた同町の和優衣さん(26)は「毎年楽しみにしている。満開はもう少し先かな。近くなのでまた来たい」と笑顔で話した。