ピンクリボンがかけられている忠犬ハチ公像

　乳がんの早期発見を啓発する「ピンクリボン月間（乳がん啓発月間）」である10月に合わせて9月30日から、渋谷駅前の忠犬ハチ公像にピンクのリボンがかけられている。（シブヤ経済新聞） 【写真】「ザ ストリングズ」で提供するピンクのケーキ 　2003（平成5）年から乳がんの早期発見・診断の大切さなどを伝えるため開催されている「ピンクリボンフェスティバル」の一環。後援団体となる渋谷区はこのほかに、区役所本庁舎1階で乳房を意識する生活習慣「ブレスト・アウェアネス」を啓発するパネル展（10月1日～9日）、本庁舎や駅周辺の電光掲示板で「ブレスト・アウェアネス」を啓発する映像を上映（同1日～31日）する。 　広域渋谷圏ではほかにさまざまな取り組みも行われる。表参道ヒルズ（日没～20時）と日本看護協会ビル（同～22時）は同1日にピンク色でファサードをライトアップ。同9日～15日には表参道にフラッグを掲出するほか、同12日（13時～）には表参道まちかど庭園で同フェスティバルのブースを出展し街頭キャンペーンを行う。同13日（13時～15時20分）には、表参道周辺約3キロのウオーキングや女優・モデルの石川恋さんを招いて女性特有の健康に関するトークなどを展開する「PINK RIBBON WOMEN’S LESSON WALK」（定員200人、参加料2,000円）も予定する。 　表参道沿いの複合施設「ザ ストリングス表参道」（港区北青山3）では同1日～31日、1階「ゼルコヴァ ケーキブティック」「カフェ＆ダイニング セルコヴァ」では、ラズベリーのジュレ、ピスタチオムース、ストロベリームースをピンク色のストロベリームースで包みピンクのリボンなどを装飾するケーキ（2,500円、テイクアウト限定）、ピンクグレープフルーツシロップとピンクグレープフルーツジュースをベースにピンク色に仕上げるドリンク（アルコール970円、ノンアルコール890円、サービス料15％別）を提供。館内では「ブレストケアブック」の無料配布や募金箱の設置も行い、寄付金は日本対がん協会に寄付する。ヘアケアブランド「フィーノ」は同4日・5日、「誰かのために今日からできること」を書き込めるをメッセージボードを用意するほか、医療用ウィッグプログラムの取り組みの一つであるヘアドネーション用のキットをピンクバージョンにしてサンプリングする。 　忠犬ハチ公像の装飾は同7日まで。