仏俳優ドパルデューさん非難集中 わいせつ発言、博物館の像撤去も
【パリ共同】フランスの有名俳優ジェラール・ドパルデューさん(74)が、テレビのドキュメンタリー番組で女性への深刻なわいせつ発言を繰り返したとして厳しい非難を集めている。パリの観光名所の一つ、ろう人形館「グレバン博物館」は18日、訪問客の否定的な反応を考慮してドパルデューさんの像を撤去した。 「フランスの恥さらしだ」。女性のアブドゥルマラク文化相は15日、ドパルデューさんの発言を非難した。問題となっているのはフランス2で今月放映された番組。ドパルデューさんが2018年に北朝鮮を訪問した際、陰部などを含むわいせつな発言を繰り返し、通訳の女性を困らせている。