今年は“出番なし”…?いまだ1軍出場のない選手(5)広島・新井監督からの評価は…?
シーズンの折り返しを迎え、勝負の後半戦に突入する2024年のプロ野球。今シーズンの前半戦を振り返ると、若手選手など新戦力の台頭が目立っている一方で、実績がありながらも故障や不調などで一軍出場を果たせていない選手も少なくない。そこで今回は、今季ここまで一軍出場のない選手を紹介したい。(※今季成績は7月28日時点)
野村祐輔(広島東洋カープ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:177cm/85kg ・生年月日:1989年6月24日 ・経歴:広陵高 - 明治大 ・ドラフト:2011年ドラフト1位 長らく先発陣を牽引してきた野村祐輔だが、近年は不本意なシーズンが続いている。 明治大から2011年ドラフト1位で広島東洋カープに入団。ルーキーイヤーから先発ローテーションに定着し、27試合登板、9勝11敗、防御率1.98の活躍で新人王に輝いた。 翌2013年には自身初の2桁12勝をマーク。2016年には25試合の登板で16勝3敗、勝率.842、防御率2.71と傑出した数字を残し、最多勝と最高勝率の投手2冠を獲得した。 その後も先発ローテーションの一角として活躍していたが、2021年以降は低迷。昨季も防御率1点台を記録したが、自己最少となる6試合の登板に終わった。 35歳を迎えた今季は、開幕から二軍が主戦場に。ファームでは13試合の登板で4勝3敗、防御率3.22をマーク。 まずまずの結果を残しているが、先発陣が充実していることもあって現時点で一軍登板がなく、まさに崖っぷちに立たされている。
ベースボールチャンネル編集部