建築やインテリアも魅力! 韓国・ソウルで行くべき、おしゃれ本屋4
PDF SEOUL/梨泰院(イテウォン)
フォト・デザイン・ファッションの頭文字とPDFファイルにちなんで名付けられた、アートブックを扱うセレクトショップ「PDF SEOUL」。アートブックのアーカイブのような存在として、また様々な撮影のためのレンタルスタジオ、ブランド広報のためのポップアップストア、その他にも各文化・芸術のためのイベント空間としても機能している。古民家を改装した店内空間も必見。
Q. オープンしたきっかけは? 「10年以上、写真集やデザインブック、ファッションブックなどを集めてきました。収集したアートブックが300冊以上にものぼり、一人だけで見るにはもったいないと思うようになりました。これらの本が良いコンテンツだと思ったので、これで何か素敵な空間とブランドを作りたかったのです。長い計画を経て、2023年にオープンすることになりました」
Q. 展示やディスプレイで工夫していることは? 「Photo(写真集)、Design(デザインブック)、Fashion(ファッションブック)など、セクションを分けて分類すること。そして、感覚的なブックカバーを中心に、よく見えるように気を使ってディスプレイしています」
Q. 『エル・デコ』読者におすすめの一冊は? 「『エル・デコ』はインテリア関連のメディアなので、デザインブックセクションにあるインテリア&オブジェに関する本をおすすめします。良い本がとても多いので、たった1冊をおすすめするのは難しいですが……」
住所/34-38 Itaewon-dong, Yongsan District, Seoul, South Korea
The Reference Seoul/西村(ソチョン)
アーティストと共に文化交流場所であると同時に展示空間としても運営している「The Reference Seoul(ザ・レファレンス・ソウル)」。2018年3月、景福宮がある西村に「芸術と展示のある書店」としてオープン。「芸術のすべてを参照する」という意味を込めた「The Reference」は、アジアの現代美術と写真、建築や音楽など、様々なジャンルを参照し探索できる複合空間だ。 2階の小さなラウンジで構成された書店ではいつも音楽が流れており、図書館のようにジャズやその日の天気とムードに合わせたプレイリストを聞きながら本を鑑賞するのも醍醐味。