43歳の会社員です。「年収400万円台」は正社員の男性にしては低い方ですか?
新年になり、昨年の源泉徴収票が配布され、ご自身の年収や所得を確認される方も多いでしょう。 【年収一覧表】年収400万円台の人は何パーセントいる?みんなの年収はいくらか。男女別・正規/非正規の違いは? 国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は458万円です。 2014年からの推移を見ると平均年収は400万円台で推移しており、日本の年収はほぼ横ばいの状況が続いています。 では、年収ごとの割合はどのくらいでしょうか。そして、実際に平均年収である400万円台の手取りはいくらになるかについても確認し、それに対する若者の声もご紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本の平均年収は400万円台。男女・雇用形態別にはいくら?
国税庁の調査によると、令和4年の日本の平均年収は以下のようになっています。 ●日本の給与所得者数と平均年収 全体:5078万人・458万円 ・男性:2927万人・563万円 ・女性:2151万人・314万円 男女別で見ると250万円もの差があることがわかります。正社員と正社員以外の平均年収も確認しましょう。 ●正社員(正職員)※の給与所得者数と平均年収 全体:3390万人・523万円 ・男性:2231万人・584万円 ・女性:1160万人・407万円 ●正社員(正職員)以外※の給与所得者数と平均年収 全体:1244万人・201万円 ・男性:409万人・270万円 ・女性:835万人・166万円 正社員(正職員)以外の給与所得者数では、女性が男性の倍以上の人数となっています。その結果として、女性の平均年収が下がっていることも考えられます。 ただ、正社員でも女性の平均年収は男性より約170万円低いため、現状では男女の平均年収の差があることがわかります。
「年収100万円以下~2500万円超」年収帯ごとの割合はどれくらい?
では同資料より、年収帯ごとの割合を確認しましょう。 【年収別】給与所得者の分布 ・100万円以下:7.8% ・100万円超200万円以下:12.7% ・200万円超300万円以下:14.1% ・300万円超400万円以下:16.5% ・400万円超500万円以下:15.3% ・500万円超600万円以下:10.9% ・600万円超700万円以下:6.9% ・700万円超800万円以下:4.8% ・800万円超900万円以下:3.3% ・900万円超1000万円以下:2.2% ・1000万円超1500万円以下:4.0% ・1500万円超2000万円以下:0.8% ・2000万円超2500万円以下:0.3% ・2500万円超:0.3% 「300万円超400万円以下」が最も多く、続いて「400万円超500万円以下」、「200万円超300万円以下」、「100万円超200万円以下」という順でした。 男女別に見ると、男性は「400万円超500万円以下」が17.7%、女性は「100万円超200万円以下」が21.5%で最も多くなっています。