今季の現役ドラフト勢の成績は?日本ハム水谷瞬は交流戦で最高打率と大ブレーク DeNA佐々木千隼は28試合で防御率1点台
プロ野球は9日に両リーグのレギュラーシーズン全日程が終了。第2回現役ドラフトで新天地での再スタートを切った選手たちの中では、日本ハムの水谷瞬選手が大ブレークを果たしました。 【画像】「ハムの外野ピクニックしてるぞ」とSNSで話題になるほどチームになじむ水谷瞬選手 2018年ドラフトで5位指名を受けてソフトバンクに入団した水谷選手。過去5年は1軍出場はありませんでしたが、交流戦では全18試合に出場し、15試合連続安打を記録するなど、64打数28安打、打率.438の成績。安打数、打率ともに12球団トップで2015年の西武・秋山翔吾選手の記録を抜く、歴代最高打率を記録しました。今季は96試合で打率.290、9本塁打、39打点、4盗塁の成績。外野のレギュラーとして、大ブレークしています。 DeNA佐々木千隼投手は、28試合で6ホールド、防御率1.95をマーク。2016年ドラフトで1位指名を受けてロッテにした右腕は、前年は2試合の登板で現役ドラフトでの移籍となりましたが、新天地で復活しました。 一方、9日時点でDeNAから楽天に移籍した櫻井周斗投手は、戦力外へ。8試合、0勝0敗、防御率8.44の成績でした。 第1回の現役ドラフトでは、中日の細川成也選手や阪神の大竹耕太郎投手が躍動。今季も細川選手は2年連続の20本塁打、大竹投手は2年連続2桁10勝と奮闘しました。 ▽昨季の現役ドラフト選手の成績 【阪神】漆原大晟投手(28) 38試合 1勝4敗5ホールド防御率3.89 【広島】内間拓馬投手(25) 登板なし 【DeNA】佐々木千隼投手(30) 28試合 0勝1敗6ホールド防御率1.95 【巨人】馬場皐輔投手(29) 1試合 0勝0敗防御率0.00 【ヤクルト】北村拓己選手(29) 48試合 打率.125 1本塁打 4打点 【中日】梅野雄吾投手(25) 18試合 1勝0敗2ホールド防御率4.15 【オリックス】鈴木博志投手(27) 32試合 1勝1敗9ホールド防御率2.97 【ロッテ】愛斗選手(27) 52試合 打率.188 0本塁打 3打点 【ソフトバンク】長谷川威展投手(25) 32試合 4勝0敗6ホールド防御率2.49 【楽天】櫻井周斗投手(25) 8試合 0勝0敗防御率8.44 【西武】中村祐太投手(29) 27試合 0勝1敗防御率3.09 【日本ハム】水谷瞬選手(23) 97試合 打率.287 9本塁打 39打点