マカオ、外国人就労者との騒音トラブルで刃物を持ち相手を威嚇…地元の男逮捕
マカオ治安警察局は8月15日、騒音トラブルをきっかけに刃物を持って相手側を威嚇したとして40代のマカオ人の男を逮捕したと発表。 同局によれば、同月14日未明、 マカオ半島西部の内港エリアにあるマンションにいたマカオで就労するミャンマー人の男女から刃物を持った男とトラブルになっているとの通報があり、警察官が現場へ駆けつけたところ、通報者の男女と明らかに酒に酔った状態で刃物を手にした男がいたとのこと。警察官が刃物を預かった上、この男に事情を聞いたところ、自宅で休息中にドアの外が騒がしく、開けて確認したところミャンマー人の男女がおり、静かにするよう注意したものの効果がなく、部屋の中に戻ってキッチンから刃物を持ち出し、相手を威嚇したと説明。
その後の同局による鑑定で、男が使用した刃物が禁止武器に属するものであることが確認されたという。 なお、今回のトラブルにおいて当事者間で接触は発生しておらず、刃物は威嚇のみに使われ、男もそれを認める供述をしたとし、警察はマカオ人の男を禁止武器・爆発物使用の罪で検察院送致するとした。