映画『52ヘルツのクジラたち』 監督に聞いた撮影裏話 原作者も手応え「涙なしでは見られません」
2週間後に迫った公開に向けて、大分県内の書店では特設コーナーが設けられています。原作は多くのファンに愛されている小説で、映画化をきっかけに本を購入する客が増えているといいます。 (紀伊国屋書店アミュプラザおおいた店・福島伸男店長)「映画化の話が出てから、なお一層本の動きが良くなっています。まだ読んでいない方にも手にしてほしいと期待しています」 原作者は福岡県出身の町田そのこさん。町田さんも映像化された作品に手応えを感じています。 (町田そのこさん)「大分がすごく好きで、迷いクジラが大分にやってくるというのは祖母から聞いていたので、クジラモチーフに書くなら大分と思ったのがそもそものきっかけです。自分が書いたものとわかっていても、映画は涙なしでは見られませんでした」 なじみ深い大分の風景が、物語の随所に登場する映画「52ヘルツのクジラたち」。3月1日から全国で公開されます。 (成島出監督)「お世話になった風景をまずは大分の人に見てもらいたいですし、キャストたちが本当に全身全霊で役にぶつかってくれた映画なので、ぜひ大きなスクリーンで見ていただけたらと思います」
大分放送