宝塚歌劇団・宙組 6月20日から公演再開を発表 主演は芹香斗亜、春乃さくら
宝塚歌劇団は13日、劇団員が亡くなったことを受けて中止していた宙組の公演を再開することを発表しました。 【画像】母の思いは…「娘に会いたい 抱きしめたい」 上級生による「14のパワハラ行為」宝塚歌劇団が一転認め、謝罪 公式ホームページで、宝塚歌劇団は「このたびの宝塚歌劇団宙組劇団員の逝去を受け、ご遺族の皆様には心よりお詫び申し上げます。また、宙組公演につきましては、公演中止や演目変更等により、お客様に大変なご心配とご迷惑をおかけしたこと、誠に申し訳なくあらためて深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。 続けて、宙組公演を再開することを発表し「これまでお芝居とショーの2本立て公演をお届けしていたところ、今回は宙組にとりましておよそ半年ぶりの公演となることから、十分な準備期間を確保し公演の万全を期すため、ショーのみの開催となること、ご容赦、ご斟酌賜れれば幸いです。出演者・スタッフ一同、誠心誠意、心を込めて舞台づくりに務めてまいります。今後も5組がそろって公演をお届けできるよう、安心・安全に舞台に立てる態勢づくりに努めてまいる所存でございますので、今後ともご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」とコメントしました。 公演は6月20日から兵庫県の宝塚大劇場で行われ、7月20日からは東京宝塚劇場で行われる予定で、主演は芹香斗亜さん、春乃さくらさんが務める予定です。 宝塚歌劇団は先月28日、劇団員が亡くなった問題で緊急会見を開き、上級生による14のパワハラ行為を認め謝罪しました。再発防止策として、稽古スケジュールの見直しの強化や、4月から外部の有識者らが助言するアドバイザリーボードを設置。宝塚歌劇団の抜本的な改革を進めていくとしています。