2024年F1第19戦アメリカGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(2)
2024年F1第19戦アメリカGPの決勝レースで優勝~5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝~5位のドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)だ。 【写真】2024年F1第19戦アメリカGP ランド・ノリス(マクラーレン)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のバトル ■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム) 決勝=5位(56周/56周) 5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード 単独走行で、5番手からスタートし、5位でフィニッシュした。ポジティブな面としては、コンストラクターズ選手権争いで重要なポイントを何点か獲得できたことだ。ただ、今日はフェラーリほどのペースがなかった。 フィールドは以前としてとてもタイトだ。今週末、それが明らかになった。メキシコにはさらに強くなって戻ってきたい。 ■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム) 決勝=4位(56周/56周) 1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード フラストレーションの溜まる午後だった。1番手からスタートして4位でフィニッシュするというのは、もちろん望んでいた結果ではない。ただ、週末を通してフェラーリが好調だったため、難しい挑戦だった。 今日は表彰台には上がれると確信していたが、残念ながら僕たちにはどうすることもできない決定によって、表彰台を逃す結果になった。 厳しい週末で、やるべきことは山積みだ。チームとしてこのレースについて見直し、来週末のメキシコでチャンピオンシップのためにさらにポイントを獲得すべく、再び挑戦する。 (レース後にコメントし)彼もコースから外れていた。数メール出ていたんだ。明らかにハードに行きすぎだったし、そうすることによって、彼はアドバンテージを得ていた。でも規則を作るのは僕の仕事ではない。 (スタート直後の一件について)もう一度見返してみる必要がある。マックスがほとんどギャップを残さなかったから、かなりタイトだった。マシンに乗っている状態では、判断しづらいのは確かだけどね。 でも、彼はコースを外れてディフェンスし、コースを外れてオーバーテイクするんだ。 ■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング) 決勝=3位(56周/56周) 2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード 今日は僕たちにとってベストのレースではなかったけれど、一番重要なのは、チャンピオンシップにおけるリードを拡大できたことだ。これはチームにとって大きな意味がある。 できる限りのことをしたが、過去2日間のようなペースがなく、残念ながらコース上でフェラーリと戦うことはできなかった。バランスの問題があり、コーナリングやブレーキングが難しく、タイヤの面でコーナーでアタックすることができなかった。 終盤のランドとのバトルはクールだったね。ハードなバトルで、とても楽しかった。 白線の外でオーバーテイクすることはできない。僕は以前ここで、コース外でオーバーテイクをして表彰台を失った(注:2017年アメリカGP)。残念だけど、それがルールだ。 ■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ) 決勝=2位(56周/56周) 3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード チームにとって、ほぼ完璧な週末だったと思う。サーキットに来ているメンバー、ファクトリーのメンバー全員に、心からおめでとうと言いたい。 スタートで僕のレースにとってマイナスになる出来事が起きた。前で戦っていたランドとマックスにブロックされて、ファーストスティントでずっとマックスのダーティエアのなかを走る羽目になったんだ。マシンに問題が起きて、心配したけれど、数周後、何とか解決することができた。そして、強力なペースを利用して、マックスをアンダーカットし、2位をつかんだ。 このマシンで攻撃できるのは素晴らしいことだ。コンストラクターズ選手権を見据えて、最後のレースまで戦い続けたい。残りのレースもこの調子で努力していく必要がある。まずは来週末のメキシコシティだね。 ■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) 決勝=1位(56周/56周) 4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード 今回のトリプルヘッダーの最初のレースで勝利を挙げることができてうれしい。チーム全体がこの結果を実現するために最高の仕事をした。ワンツーによって、コンストラクターズタイトル争いのためのポイントを、大量に持ち帰ることができた。タイトル獲得は楽観的な目標ではあるが、決着がつくまでは夢みることをやめるつもりはない。 今日はスタートをうまく決めた。マックスがターン1でプッシュして、ランドが防御しようとしていたことを利用して、コーナー出口に向けて、2台をオーバーテイクした。その後はタイヤをしっかり管理して、マシンをフィニッシュまで無事に持ち帰ればいいと分かっていた。 1周目からペースがとても良くて、マックスを楽に引き離すことができた。僕たちはレースパフォーマンスを大きく向上させてきた。今後のレースでもその状態を維持していきたい。最大限の結果を出すために全力を尽くすつもりだ。その結果、シーズンが終わる時に、どれだけポイントを獲得できているかを見てみよう。 [オートスポーツweb 2024年10月22日]