福田雄一監督、藤原竜也の演技力に脱帽「蜷川幸雄に育てられた人はこうなんだ」
福田監督「竜也くんのお芝居やばくて」
俳優の松山ケンイチ、染谷将太、福田雄一監督が12日、都内で行われた映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』(12月20日公開)のワールドプレミアに参加した。 【写真】”等身大”の豪華出演者らがズラリ パネルをなぎ倒す松山ケンイチなどイベントでのアザーカット この日は“ワールドプレミア”と名がついているが、松山と染谷以外の主要キャストは登壇できず。等身大パネルが用意され、ステージ上に並べられた。福田監督は「みんな忙しいんですか?」といい、「連続ドラマや舞台中の人いるけど、(賀来)賢人はズル休みだな。(佐藤)二朗も休みっすよ」と疑いの目だった。 本作は中村光氏による人気漫画が原作。“神の子イエス”と“仏の悟りを開いたブッダ”が、東京・立川の風呂なし6畳一間アパートで2人暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く。 本作には個性豊かなキャラクターが続々と登場。印象に残る出演者を聞かれると、福田監督は堕天使・ルシファーを演じた藤原竜也を挙げた。「竜也くんのお芝居やばくて。まったく僕が考えていなかった演技プランだったので、こんなセリフの言い方するんだってパンチ力があった。こっちでくるかってびっくりした。蜷川幸雄に育てられた人ってこうなんだって」と予想外の演技を目の当たりし、脱帽した。 松山はルシファーに扮した藤原の等身大を自分の隣に運ぶと、福田監督が「完全に『DEATH NOTE』じゃん!」とかつて夜神月とLを演じた2人に大興奮。役衣装の藤原を見つめると「月ってこんな感じでしたよね? あんまり覚えていないけど」といい、自身が演じたイエス姿も「Lもこんな感じ。ジーンズはいていたし。ロンTだったけど」と話してファンを笑わせた。
ENCOUNT編集部