夏の飲み会【ビールよりも太らない1杯&おすすめのおつまみ】って?〈ダイエット中の人必見〉
夏はビールが美味しい季節。基本的に、ダイエット中はアルコールを摂らない方がダイエットの効率は上がります。ですが、せっかくの会食の予定を断るのは心苦しいという方のために、これまでの日々をビールの泡の如く水泡に帰さないための、ちょっとしたコツをお伝えします。 【食べ痩せミニクイズ】 食べて痩せる!あなたの食生活をチェック〈専門家の解説付き〉
教えてくれたのは…石本哲郎さん
美ボディメイク・ダイエット指導のスペシャリスト
無限ループに入りがちな「ビール」「ワイン」は要注意
ダイエット中の飲み会でなるべく避けてほしいのは、スバリ「ビール」と「ワイン」です。まずビールは、酒類の中でも糖質が多い飲み物。しかも飲んだ時の爽快感がクセになるので、2杯目、3杯目と続きやすく、よほど自制心がある人でない限り1杯で止めるのは難しいのではないでしょうか。 ワインはビールに比べて糖質は低いですが、複数人の飲み会ではボトルでの注文が多くなるのがネック。グラスが空くと誰かが注いでくれがちで、ビール同様に1杯で止めるのが難しくなります。さらに、「食事と一緒に愉しむ」という性質を持つワインは高カロリーな洋食と相性が良く、お酒も料理もついついすすみがちに。 どんなお酒も1杯程度でとどめておけば、太りやすい・太りにくいをそれほど意識する必要はありません。ですが、ビールとワインは「1杯でとどめるのが難しく、つい何杯も飲んでしまう」お酒の代表格。ダイエット中は特に向いていない、と言えると思います。
糖質を抑えるなら「生搾りサワー」がおすすめ
とはいえ、飲み会でビールやワインを1杯だけで止めるのは至難の技。そこで2杯目からは、糖質がなるべく少ない「生搾りレモンサワー」や「生搾りグレープフルーツサワー」など、その場でフルーツを絞って割って飲む、生搾りサワー系がおすすめです。 ダイエットはしたい、でも仕事の関係で断れない飲み会も多くて……という方は、2杯目のビールやワインはぐっと堪えて、生搾りサワー戦術で乗り切ってみてはいかがでしょうか。 また定番のハイボールやウーロンハイも同じように糖質が少なくダイエット向きです。お好きな方を選んでみてくださいね。
おつまみは脂質の少ない「たんぱく質」を選ぶ
ビールが美味しい季節でもがぶ飲み注意。夏の飲み会、「ビールよりも太らない1杯」はコレ! せっかくお酒に気を使うのなら、注文するおつまみもちょっとだけ工夫をするといいですね。 例えば、ビールにはたんぱく質がほぼ含まれないので、少ない量でたんぱく質をしっかり摂れる「焼き鳥」や「刺身」がおつまみにおすすめです。ただし、焼き鳥は「皮」や「ぼんじり」などの部位は脂質が高いので、できれば「ささみ」や「ねぎま」などのサッパリとしたものを。夏の宴会の定番、冷奴や枝豆も植物性のたんぱく質が豊富でいいですね! 取材・文/金澤英恵 Edited by VOCE編集部
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