【西武】今井達也が来季200奪三振狙う「あと13個どう取るか」今季「187」で初タイトル
今季、奪三振王に輝いた西武の今井達也投手(26)が、さらなる高みを見据えた。 3日、2軍施設カーミニークでの秋季キャンプに参加し、来季200奪三振を狙うと宣言した。「あと13個取れば、(奪三振数が)200個。その13個をどうやって取るか、今から取り組んでいきます。目標をしっかり明確にした方が自分のモチベーションにつながる」と視界良好だ。 飛躍のシーズンだった。プロ8年目にして初めて開幕投手を務め、先発ローテの柱を全うした。不振に苦しむチームの中で、2年連続2桁勝利となる10勝8敗、防御率2・34を記録。奪三振は187個を数え、初タイトルを手にした。「正直ちょっとびっくりしてる部分は多いです」と自身も驚く結果だった。 歩みを止めるつもりはない。「球種や配球、投球パターンはデータを元に研究され、他球団からのマークも徹底されてくると思います。それを上回っていかないと、先発は苦しい。基本的に真っすぐとスライダーのピッチャーですが、2つの球種をもっと生かすためにはどうしたらいいか。データ班の方や裏方さんにも相談して、投球の幅が広がるようにしたい」と意欲を見せた。【平山連】