“いじめ”自殺の女子中学生の両親が市に損害賠償を求めるも棄却 両親は上告する方針 名古屋市
メ~テレ(名古屋テレビ)
女子中学生が自殺したのは「学校側がいじめへの適切な対処を怠った」ためだとして、両親が名古屋市に損害賠償を求めた訴訟で、両親の控訴を棄却です。 訴状などによりますと名古屋市立の中学校に通っていた齋藤華子さん(当時13歳)は2018年に自殺しました。 両親は華子さんが自殺前にアンケートに記入していた内容などから、「学校側はいじめを疑うことができたにもかかわらず、適切な対処を怠った」などとして、市に約1500万円の損害賠償を求めました。 1審判決は両親の請求を棄却したため、両親は控訴していました。 20日の控訴審判決で名古屋高裁は「いじめを具体的に予見することができたとは言えない」などとして、控訴を棄却しました。 両親は上告する方針を示しています。