キャッチボールで調整する戸郷翔征（カメラ・中島　傑）

　巨人の戸郷翔征投手が２１日のＤｅＮＡ戦とのＣＳ最終Ｓ第６戦に先発する。１６日の第１戦に先発した右腕は中４日で登板。まずはこの日行われる第５戦に勝たなければあとがないが「明日回ってきたら大一番ですし、チーム一丸となって勝たないといけない試合。緊張もすると思いますけど、優勝をしてますし、みんなの力を出せば僕らの方が上だと思うので、その気持ちで明日臨めたらいいと思います」と意気込んだ。 　２０日は、東京ドームでキャッチボールなどで調整。前回登板した１６日の第１戦では佐野にソロを浴びるなど７回途中２失点と悔しさも残る。「前回佐野さんに打たれましたし、そういうね、ホームランというのはチームの流れを相手からしたらよくなりますし、こっちかしたら悪くなる。そういうところに注意したいですしね。良いバッターがすごい多くて状態も上がってきているので、注意するべきところは大きくなってくると思います」と冷静に語った。 　「負ければ終わりですし、そういう面では踏ん切りもつきます。やるしかないので。やられたら終わりっていう場面ってあんまりなかったので、いい緊張感の中で試合を迎えられると思うので、とりあえず今日勝ってね。明日につなげてくれればなんとかいいピッチングができると思います」と右腕。仲間を信じ、明日の試合へ準備を整える。