「鍛えた自分の肩ってかっこいい!」41歳がコンテスト2冠 ボディメイクと並行してフルマラソンへも初出場
12月8日(日)、東京・ベルサール渋谷にて『サマー・スタイル・アワード(以下サマスタ)FINAL[決勝大会]とROOKIE CHALLENGE CUP FINAL[RCC決勝大会]』が開催され、小松裕子(こまつ・ゆうこ/41)さんがルーキーレギンスモデル部門とレギンスモデル部門でW優勝、またドレスマスターズ部門で2位に輝いた。肩幅の広さがコンプレックスだったが、肩を初めて鍛えた結果、「もっと広く!」と思うに至った小松さんのボディメイクの軌跡に迫った。 【写真】小松裕子さんの優美なドレス姿
4年前にスキューバダイビングを始めたため「海で泳げるようになりたい」とジムでのスイムレッスンを始めた小松さん。半年ほどは週1回スイムレッスンに通うだけだったが、だんだんとスタジオレッスンやマシントレーニングも試すように。 「いつしか毎日のように楽しくジムに通うようになっていて、自然と10kgくらい体重が落ちていて、それなりにいい体形に。記念に写真の1枚も残そうかと、ありのまま、何の準備もせずにベストボディ・ジャパンに出場してみたのが2023年9月のこと」 そこでもっと本格的に身体を鍛えたいと感じ、11月に迫った日本大会に向けての調整を目的に、パーソナルトレーニングを開始。 「そこでいい結果を残せなかったことで初めてボディコンテストについて真剣に考えることに。肩幅が広いことがずっとコンプレックスだったのですが、トレーナーさんからはそれが強みになるはずとサマスタへの出場をすすめられたので調べてみたらそのステージに魅せられてしまって。自信はないけどチャレンジしてみたい!と思いました」 2024年2月からポージングの練習も始め、6月30日開催の関東予選に初出場。ルーキーレギンスモデル部門で優勝、ドレスマスターズ部門で2位に。また続く9月29日(日)開催の札幌予選ではレギンスモデル部門とドレスマスターズ部門で優勝に輝いた。 「サマスタ出場に向けて、今まで避けていた肩トレが絶対に必要だとトレーナーさんに言われ、初めて取り入れてみることに。当初こそためらいがありましたが、今となっては鍛えた自分の肩ってかっこいい!もっと大きくなれ!って思っています(笑)」 とにかく身体を動かすことが好きな小松さん。このボディメイクへの取り組みと並行して、フルマラソンへの初出場にも挑戦していた。 「出場したマラソン大会の開催は11月24日(日)。42.195kmを完走しました!この大会に向けた練習は7月末ごろから週3、4回程度、5kmほど走ることから始めて、最後は一度に30km走れるようになりました」 筋トレは週4回、1回40分ほど。もともと有酸素はしていなかったが、この期間も「走るぶん食べる」と心がけ、パワーダウンや減量過多に陥ることなく乗り切った。 「もともと食事内容での制限は特にしていなくて、揚げ物も、甘いものも、ジャンクフードも気にせず食べています。減量が必要なときには余分に動くか食事の量を減らすかで対応しました」