食品通販で6割がSNS経由で利用経験あり。上位は「Instagram」「X(旧Twitter)」「LINE」
「おとりよせネット」を運営するアイランドが実施した食品通販に関するアンケート調査によると、SNSをきっかけに食品通販を利用する人は約6割だった。「Instagram」「X(旧Twitter)」「LINE」を情報源とする人が多い。 「おとりよせネット」のユーザーに対してアンケートを実施、374人が回答した。 ■ 食品通販の利用頻度について
「3か月に1回以上」(30%)が最多だった。「1か月に1回以上」は27%。前回調査との比較では5ポイント減で、ウィズコロナを経て食品通販の頻度が「3か月に1回」程度に落ち着いている人が多いようだ。
■ SNSをきっかけに食品を取り寄せた経験について
SNSをきっかけに「食品通販をした」経験者は約60%。食品通販の情報を得ているSNSは「Instagram」(43%)、「X(旧Twitter)」(41%)、「LINE」(39%)が上位を占めた。2022年との比較では「Instagram」が8ポイント、「LINE」が7ポイント伸長している。
■ 食品通販をする決め手
「商品の説明」(51%)、「商品の画像」(46%)、「送料無料・ポイントなどの特典」(41%)、「口コミ」(35%)が上位にあがった。商品価格の重要度が下がり、「いいものであれば多少価格が高くても購入しよう」という、質にこだわる傾向が見られる。
■ 食品通販を利用したい地域 1位が北海道、2位が沖縄県、3位が京都府、4位が福岡県、5位が鹿児島県だった。 旅行先として人気の地域やご当地の食材、名産品を味わえることが魅力になっているようだ。選択した理由には「美味しそうなものがあるイメージ」「旅行へ行った際に美味しいものがたくさんあったので、お取り寄せしてみたいと思った」「その地域ならではの特産品や生産物を求めているので」などがあがったという。 ■ 食品通販を利用するシーン 前回調査と比べて「自分へのご褒美」(4ポイント増)、「家族・友人・知人への贈り物」(3ポイント増)、「誕生日などの特別な記念日」(5ポイント増)などのニーズが高まっている。