首位リヴァプールのスロット監督、プレミアリーグ優勝に楽観的な立場を否定「1試合ずつ戦う必要がある」
リヴァプールのアルネ・スロット監督が、プレミアリーグ優勝について楽観的な立場にいることを否定し、マンチェスター・シティを例に出して、シーズンは変化するものであると主張した。イギリス『Sky Sports』電子版がコメントを伝えている。 【動画|リヴァプール vs レスター】プレミアリーグ 試合ハイライト リヴァプールは現地時間26日、プレミアリーグ第18節レスター戦に臨んだ。開始6分、ジョルダン・アイェウに先制点を許したものの、前半終了間際にコーディ・ガクポがカットインから同点弾を決め、スコアを1-1に。後半も攻勢を強めるリヴァプールはカーティス・ジョーンズとモハメド・サラーが得点を奪い、3-1で勝利を収めた。 2位チェルシーは今節、フラムに敗戦したことで、首位リヴァプールとの勝ち点差は「7」となった。勝ち点「33」の4位アーセナルは、現地時間27日のイプスウィッチに勝てば、ポイント差を「6」に縮めることになるが、リヴァプールは1試合多く試合を残しており、タイトルレースにおいて優位な立場にいる。 レスター戦後、リヴァプールが今後リーグタイトルを失う可能性について問われると、スロット監督はこのように語った。 「選手たちや私のように長い間タイトルレースに関わっていると、シーズン終了まで20試合となった今、そのようには考えないはずだ。まだ多くの課題が残されている。わずか2カ月前、我々は(マンチェスター)シティに1ポイント差をつけられていた。しかしその後の負傷者、不運、出場停止など、シティに何が起きたのかを見れば、それはどのチームにでも起こり得る」 続けて同監督はこれまでのシーズンの戦いぶりを振り返り、簡単な勝利はなく、目の前の試合を大切にする必要性を説いた。 「我々が今のチームでいられることはもちろんうれしいことだ。しかし、これらの試合で簡単に勝てたとは思わない。トッテナム戦は楽勝だと思われたが、その後2失点し、スコアは3-5となった。これはシーズン中に負傷者や出場停止者が出た場合はもちろん、選手全員が出場できる状態でも、勝利を収める難しさを物語っている」 「だからこそ、我々は1試合ずつ戦う必要がある。勝つことは重要だし、勝つべきだと思っている。しかしそれはフラム戦(2-2)やノッティンガム・フォレスト戦(0-1)でも同じ気持ちだったし、プレミアリーグでは常に多くのことをこなさなければならない」
SPOTV NEWS