Obsidian Entertainmentの新作オープンワールドRPG『Avowed』先行プレイレポート。独特なビジュアルとしっかり楽しい戦闘アクションを体験【特集】
このあたりは、『The Outer Worlds』が『Fallout 3』以降のシリーズ作品に近しい要素を持っていたことも思い出されます(今となっては『Starfield』の名も挙げられますが)。
本作の特徴は、その独特なビジュアルと世界観です。『TES』シリーズよりはややデフォルメされたような世界観で、主人公の「特徴」やメインアートに象徴されるような「不気味かつ色とりどりなビジュアル」が非常に目を引きます。前述のように、世界観を同一とする『Pillars of Eternity』とビジュアルイメージはかなり異なる印象です。色とりどりのキノコがそこら中に生えているところは、やや『The Elder Scrolls III: Morrowind』を思わせます。
ゲームを進めていくと、主人公が皇帝の命令を受け「リビングランド」にはびこる疫病「ドリームスカージ」の調査にやってきた人物であり、今は船が難破したせいで別の島にいる……ということが分かってきます。このドリームスカージに感染すると、理性を失って仲間割れなどを引き起こしてしまう模様。残念ながら日本語訳が未完成であったため、詳細まで把握できなかったのですが、最初のボスとしてドリームスカージに感染したらしい兵士と戦うことになりました。
本作のもうひとつの特徴が、しっかりとしたアクション性のある戦闘シーンです。いわゆる『TES』ライクのオープンワールドRPGでは戦闘がスカスカした手応えのものになりがちなのですが、本作の戦闘にはしっかりと重みがあって、(難度選択はあるものの)それなりに歯ごたえがあります。なんだったらちょっと「ソウルライク」的であると感じられるぐらいです。
冒頭部が終わると、いよいよ「リビングランド」本土へ。今回の事前プレイでは大きな街に入ることはできず、小さい集落とフィールドを巡る程度でした。しかしながら細かな作り込みは感じられ、サイドクエストなども充実しているようでした。また、キャンプを設営することができ、仲間キャラクターと交流できるほか、体力の回復や、武器の強化などを行うこともできます。最近の作品でいうと『バルダーズ・ゲート3』のイメージに近いですが、『Avowed』でのキャンプは特定の場所に行かなければ設営できません。
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