「いたばし産業見本市」で 区内企業がPR 最終日はパブリックデーに
区内製造業を中心とした企業が製品や技術をPRするビジネス展示会「いたばし産業見本市」が11月14日~16日の3日間、板橋区立植村記念加賀スポーツセンター(板橋区加賀1)で開催される。(板橋経済新聞) 【写真】展示の様子 出展企業は光学・精密関連、医療・健康・福祉関連、研究開発、学校・教育関連と多岐にわたる。会場出展企業数は昨年の73社から87社に増えた。区内外からの来場者と企業の技術交流や商談の場となる。当展示会では、オンラインでセミナーの視聴や出展者の製品資料のダウンロードも可能。 今年は、これまで2日間だった会期を3日間に延長し、木曜・金曜のビジネスデーに加え、土曜をパブリックデーとして開催。企画を担当する板橋区産業振興課の梶山幸俊さんは「区としては、区内の企業を一般、特に子どもたちに知ってほしいということでパブリックデーを企画。区内企業からの、『子どもと関わる機会を持ちたい』という要望の高まりも背景にある」と話す。 パブリックデーは、区内のものづくり企業や科学技術などについて学べる、小中学生向けのワークショップやスタンプラリーを予定。当日、整理券を配布する。会場近くの史跡陸軍板橋火薬製造所跡地「板橋区史跡公園(仮称)」の見学ツアーも実施予定。見学ツアーは事前予約が必要。キャリア形成や起業、動画制作などのテーマごとに約20分の子ども向けミニセミナーも開催予定。セミナーは、「キャリア形成:何にでもなれる! 自分のみらいをイメージしよう!」「開業:自分で飲食店をオープンするためには?」「動画制作:ユーチューバーになるための秘密特訓」「金融:“学んで伝えて”僕らの板橋を つくりたくなる税の教室」の4つ。 企画展示では、「産業ミュージアム・宇宙線に関する展示」「周年記念~板橋の産業の歴史とこれから~」「第4回いたばし未来の発明王コンテスト実施結果発表」などを3日間通して行う。 梶山さんは「ビジネスデーとパブリックデーの間に会場レイアウトの転換を行い、来場者と出展企業にとって有意義なイベントとなるよう工夫する。多くの方に板橋区の製造業の魅力を知っていただければ」と来場を呼びかける。 開催時間は14・15日は10時~17時、16日は11時~17時。入場無料。
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