現在子どもは「高3・中2・中1」の3人です。来年度から「大学無償化」の対象になるけど、一番下の子は無償化が受けられないって本当ですか?“多子世帯”なのに、なぜでしょうか?
多子世帯の注意点
しかし、多子世帯であるためには「扶養されている子どもが3人以上」であることが必要なので、年上の子どもが扶養から外れてしまうと多子世帯でなくなってしまうため注意が必要です。 例えば、事例のような場合だと現在高校3年生の子どもが大学を卒業して扶養から外れると、現在中学2年生の子どもと中学1年生の子どもは大学無償化制度を受けられません。多子世帯だからといってすべての子どもが大学無償化制度を受けることができない可能性があることも覚えておきましょう。
注意点について理解しておきましょう
「大学無償化制度」は、利用できる対象が拡大し、多くの世帯で支援を受けられるようになってきています。特に、令和7年度からは多子世帯の教育費の負担を大きく軽減してくれることが期待されています。 しかし、多子世帯であっても必ず子ども全員が大学無償化制度を利用できるわけではありません。多子世帯の数え方といった注意点を理解しておきましょう。 出典 文部科学省 高等教育の修学支援新制度 文部科学省 令和7年度からの奨学金制度の改正(多子世帯の大学等の授業料等無償化)に係るFAQ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部