友人のマタニティフォト、“見たくない人”がまさかの7割以上…。理由を聞いて見えてきたものとは
マタニティフォトは“大きなお腹”を記念に残すもの
妊娠期間という限られた時期の女性や、その家族の姿を記念に残すために撮影するマタニティフォト。 一般的にはお腹が目立ってくる妊娠7~9か月の頃に撮影するのがベストと言われており、夫婦揃って撮るパターンや、すでに子どもがいる家庭では家族写真のような形で撮影をする人もいます。 大きくなったお腹がわかるように撮影するので、衣装は一般的にお腹を露わにするブラトップやチューブトップであったり、タイトなマタニティドレスなどを着用することが多いため、露出度がやや高くなったり、体のラインが強調される特徴があります。妊婦さんのお腹の上に絵をペイントしたり、お腹の赤ちゃんへのメッセージを描く「ベリーペイント」というアートを施した姿での写真も少なくありません。 アンケートの回答を見てみると「撮影は個人の自由だが」とした上で、「無事に出産するまで何があるかわからないのでそのような写真は見たいと思わない」(30代女性)という声も聞こえました。また、大きいお腹を露わにした撮影のため「女性は、冷え性の人が多いのに、おなか冷やして大丈夫なのかな?って思う」(40代女性)と妊婦の体調を心配する声も。 妊婦の体調に配慮して撮影を行っているとはいえ、見ていてハラハラしてしまう人もいるようです。
「ただの自己顕示欲」「気持ち悪い」という辛辣な意見も
華やかな写真であっても、マタニティフォト否定派の意見には「気持ち悪い」「生理的に無理」と、その生々しさに拒否感を感じる回答が複数見られました。 さらに、SNSで人に見せるという行為自体を疑問に持つ人も多く、「自分が満足する分には撮るべきだが、SNSにあげるのは承認欲求が高いのかなと感じてしまう」(20代女性)、「妊婦の自己満足だと思う」(40代女性)という印象を持つ人もいました。 SNSでプライベートを発信することが日常的になった現代ですが、「撮るのは自由だが個人で楽しめばいいと思う。SNSに載せる必要はないし、載せたいのであれば友人だけのコミュニティで行えばいいのでは」(20代女性)と限定した友人にだけ見せればいい、と捉える人も多いようです。