県知事選挙 塩田氏がマニフェスト発表 「稼ぐ力の向上で好循環を」
鹿児島放送
県政のかじ取り役を決める県知事選挙の告示まで1週間となりました。 13日は、現職で2期目を目指す塩田康一さんがマニフェストを発表しました。 県知事選挙にはこれまでに、現職の塩田康一さん、新人の米丸麻希子さん、新人の樋之口里花さんの3人がいずれも無所属で立候補する予定です。 塩田さんは、「誰もが安心して暮らし、活躍できる鹿児島」の実現に向け、14項目、131の取り組みを掲げました。 力を入れるのは、農林水産業や観光といった基幹産業と企業の「稼ぐ力」の向上です。農林水産業の担い手の確保や育成、県産品の販路開拓、観光地の高付加価値化や富裕層の誘客に取り組むとしています。 (無・現 塩田康一氏) 「稼ぐ力があるということで若者が地域に定着する 一回出た人が帰ってきてくれる そしてまた稼ぐ力があることで安心して子育てもできるという好循環ができるようになればいいと思っています。」 子ども医療費の窓口負担ゼロや給食費の無償化は、自治体の財政力で格差が出ないように国の責任と財源で必要な措置を講じるよう要望していくとしています。 川内原発の運転延長については、「一定の県の考え方が整理されている」として、県民投票は盛り込みませんでした。 (無・現 塩田康一氏) 「今後もやはり、安全最優先ということは全く変わらないということでありますから、常にリスクがあるということでの防災訓練の充実も、今後も当然図っていき、必要に応じた見直しなども必要だと思っています」