かみ合わない府と現場・・・大阪府の万博子ども無料招待事業「優先」メールに『撤回』メールと“対応が後手後手”!?
7日の訂正メールも交野市長「何が誤っているのか分からない」
10日、交野市の山本市長は、記者団に対し、7日に学校に届いたとするメールも公開しました。それによると・・・ (7日に交野市内の学校に届いたとされるメール) 「6月3日付けでお送りした標記メールにつきまして、誤った表現がありましたこと、心よりお詫び申し上げます。大阪府教育庁と調整させていただきました結果、改めて、以下のとおり確認のお願いをさせていただきます。 現在、5月31日(金)までに登録いただいた学校様の入力内容を確認しており、内容確認が終了次第(6月下旬目途)、来場日や移動手段の調整を開始していく予定でございます。調査期間中に『未定・検討中』を選択いただき、来場希望登録が未入力の学校様におかれましても、現時点で「学校単位での訪問を希望する」ご意向があります場合は、6月28日(金)までに事務局にお電話にてご連絡ください。なお、来場日等の調整開始後に参加希望いただいた場合も、可能な限りご希望にお答え出来るよう尽力して参りますので、引き続きのご検討をお願いします」 山本市長は、誤った表現がどこを指すのか不明確だと指摘しました。 (交野市・山本景市長) 「6月7日のメールに関しては、6月3日のメールのどこが間違っていたのか、誤っていたのかまでは一切書いていなかったので、私からすると、受け取った方からすると、先に送った「優先する」という通知に関しては事実で、訂正されていないと考えざるを得ないかなと思います」 府教委によりますと、意向調査の締め切り日と、優先順位をつけるとしたことが意図と異なっていた部分だとしたうえで、6月末までに希望日や交通手段などを回答すれば、5月末までに回答した分と同じ扱いとするということです。 ”後手後手”に見える対応に、かみ合わない府と現場。万博の子ども無料招待事業はうまくいくのでしょうか。