清水国明氏「災害時の手当てや施設を事前に作る」 都知事選・第一声
20日告示された東京都知事選には、過去最多となる56人が立候補を届け出た。多くの候補者は初日から夏空の街頭に繰り出し、山積する都政の課題に対する政策を訴えた。1150万人あまりの有権者は、首都・東京のかじ取り役を誰に託すのか。7月7日の投開票に向けて、17日間の舌戦が幕を開けた。【西本紗保美、安藤いく子、斎藤文太郎】 【図解】都知事選を巡る経緯 タレントの清水国明氏(73)は午前11時ごろ、JR御茶ノ水駅前でマイクを持ち、災害対策を訴えた。阪神大震災など多くの災害現場でリポーターとして取材してきた経験に触れ「日本は避難生活への手当てが遅れている。必要なのは災害が起きた後の手当てや施設を事前に作っておくことだ」と強調。近隣県とも連携し、都外にキャンプ場などを活用した避難施設を整備する考えを示した。