【陸上】女子総合は日体大が4連覇! 最終日に怒濤の追い上げ、主将・細田弥々「日体らしくガツンと点取れた」/日本IC
◇天皇賜盃第93回日本学生対校選手権(9月19日~22日/神奈川県・Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu)4日目 2024年日本インカレの優勝者をチェック! 日本インカレの4日目が行われ、女子総合は日体大が4年連続12回目の優勝を飾った。 昨年は福岡大と同点ながら優勝種目数の差で総合優勝を果たしていたが、今年は堂々の1位だ。 「去年がギリギリで優勝したということもあって、この一年間結構ハラハラでやってきました。最後は日体らしく、4日目にガツンと点を取って優勝できたのはすごくうれしいです」。主将の細田弥々は実感を込めて振り返った。 4日目は怒濤の追い上げだった。「200mはなかなか勝ち取れなかった種目だったので、やっと勝てました」と言うフロレス・アリレが200mで400mとの2冠を飾ると、3000m障害の齋藤 みうは「筑波大と競っていたので、何としてでも優勝を目標にして走ることができました」と有言実行した。 棒高跳で小林美月が「自分がここで優勝すれば、少しは総合優勝に貢献できるかもしれない」と、4m10を3回目に成功させて優勝。棒高跳で計3人が入賞し、総合争いの行方を決定づけた。 細田は今年度から新設された「SMBC賞」に選ばれたフロレスの活躍を挙げつつ、「一人ひとりの活躍が本当にすごくて。それがなかったら優勝できませんでした」ときっぱり。自身は8位タイの結果で「もっと貢献したかったですが、これで引退になるのでやり切れたと思います」と実感を込める。 総合優勝に向けて、ブロックごとにミーティングを開いてきた。「団結してやれたことが大きかったと思います。(後輩たちは)もっともっと点数を取ってくれたらうれしいです」と細田。5連覇への挑戦が始まる。
月陸編集部