「狙っているDFの一人が…」レアル・ソシエダがフリーのベテランDFの獲得を検討! 有望な若手DFの成長のため!?
レアル・ソシエダは、ボルシア・ドルトムントとの契約を満了し、フリーの立場にあるドイツ人DFマッツ・フンメルスの獲得を検討しているようだ。スペインメディア『Noticias de Gipuzkoa』が、現地時間20日に報じている。フンメルスの新天地は不透明な状況で、今後の動向に関心が集まっている。 35歳のフンメルスは、23/24シーズンは公式戦40試合に出場し、4ゴールと1アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では、決勝進出に貢献し、大会のベストイレブンにも選出された。今も第一線でプレーできることを証明したDFには、これまでにボローニャやRCDマジョルカ、レアル・マドリードへの加入が噂されていた。 同メディアは、DFセルヒオ・ゴメスとMFルカ・スチッチの入団会見に参加したレアル・ソシエダのジョキン・アペリバイ会長の「もしCBを獲得するなら、18歳のDFジョン・マルティンの成長を考えたサポート役の選手だ。彼はクラブの未来にとって重要な選手で、トップチームで練習しながらセカンドチームでプレーすることやそのままトップチームで試合に出ることもある」という言葉を紹介し、J・マルティン以外にもDFジョン・パチェコなど、若手DFの成長を促せるような経験豊富なDFの補強を検討していることを明かしている。 さらに、「レアル・ソシエダが狙っているDFの一人が、フンメルスだ」と報じ、「スペイン語を学校で学び、流暢に話すことができ、別荘もマジョルカにある。適応に問題はないだろう」とも伝えている。しかし、ドイツ代表でもプレーしたDFの獲得には、登録枠の問題により、間もなくアーセナルへの移籍が実現するとみられるMFミケル・メリーノの枠が空くまで待つ必要があるという。家族の問題を最優先に考えているとされるフンメルスだが、果たしてレアル・ソシエダ行きを決断することになるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部