<挑む・センバツ2023東邦>部員紹介 中村騎士内野手(2年) サッカーの技術生かす /愛知
◇中村騎士(ないと)内野手 不動のリードオフマン。野球を始めた小学生のころから先頭打者を担っており、「1番じゃないと変な感じ」とはにかむ。 小学1年のとき、友人に誘われ軟式野球チームに入った。直後からバッティングの才能が開花し、Aチームとして試合に出続けた。 中学3年で進路に迷っていたところ、同じ中学の石川瑛貴主将(2年)に「一緒に東邦に行こう」と誘われ東邦の門をたたいた。 「バッティングには自信があった」といい、入学後すぐに活躍。他校との練習試合でも「良い」と言われる相手投手を初球から打ち砕き、強豪が相手でも物足りなさを感じていた。 実は小学4年から野球と並行して習っていたこともあるほどのサッカー好き。グラウンドを駆け回る選手たちを俯瞰(ふかん)する力も身についており、試合前の相手投手や守備をよく観察し、癖を見抜くのが得意だ。「サッカーの技術を生かして甲子園では自分のバッティングで勝ち進んでいきたい」【森田采花】=随時掲載