シェイドゥラエフが武田光司戦を振り返った

　6月9日（日）東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された格闘技イベント『RIZIN.47』の[RIZIN MMAルール 66.0kg]で武田光司（BRAVE）に1Rで一本勝ちしたラジャブアリ・シェイドゥラエフ（キルギス）が、試合後インタビューに出席。「もう1試合戦う力がある」と余裕の笑顔を見せた。 【連続写真】シェイドゥラエフのチョークがガッチリと極まる瞬間 　シェイドゥラエフは、10戦10勝（4KO・6一本）のフィニッシュ率100%のパーフェクトレコードを持つ初参戦選手だ。武田が未知の強豪にどう戦うかに注目が集まったが、シェイドゥラエフがそのパワーで圧倒。シェイドゥラエフはダブルレッグから高々とリフトアップしてテイクダウンすると、バックテイクからリアネイキッドチョークを極め、完勝した。 　シェイドゥラエフは「怪我もしなかったし最高の気分」と笑顔。「武田対策はチームとしてしっかりと準備し、その作戦が上手く行った」といい、「（今日は）まだもう1回戦う力がある。第1ラウンドで勝ったので、第1ランドは私にとっては柔軟体操みたいなもの」と胸を張った。 　初参戦でいきなりフェザー級の台風の目となったシェイドゥラエフだが、次に戦いたい相手を尋ねられると「この階級でどんな選手がいるのか、正直まだ知らない。RIZINからオファーされたら、どんな選手でもいつでも戦う準備はできている」と、強く意気込んだ。 　一方の武田は試合後の率直な感想を求められると「完敗です」と肩を落とす。自身のスタンド打撃の成長を感じたものの、「組み力ですね。RIZINで戦ってきて、1R目でここまで負けたのは初めてだった。とんでもない選手だった」と振り返った。 　今後については、トップを目指すために、海外修行も含め、色々なことをやっていかなければと前を向いた。