元フランス代表MF、いまだ移籍の決まらないマルシャルに辛辣な言葉「キャリアを続ける意欲はあるのか」
かつてモナコやアーセナルなどでプレーした元フランス代表MFのエマニュエル・プティ氏が、移籍先の決まらない元マンチェスター・ユナイテッドのアントニー・マルシャルに苦言を呈した。イギリス『talkSPORT』が伝えている。 昨シーズンまでマンチェスター・Uで9シーズンを過ごしたマルシャルは、契約満了となり同クラブを退団した。今夏の移籍市場では、ブラジルのフラメンゴなどいくつかのクラブとの交渉が噂されたが、いまだ所属するチームが決まっていない。 こうしたマルシャルの状況をプティ氏は「彼がピッチ上で真のサッカー選手として、良いパフォーマンスを披露したのがいつだったか思い出せない」と辛辣な言葉を述べ、同選手の問題点を次のように指摘している。 「彼は自分自身に『キャリアを続ける意欲はあるのか』と、問いかける必要があるかもしれない。ここ数年、彼はピッチ内外で困難な時を過ごしたと感じているはずだ。毎朝練習場に、いい精神状態で来て、常にベストを尽くすことは難しい」 「なぜなら(マルシャルには)生活、ロッカールーム、あらゆるところに問題があるからだ。もし私がアントニー・マルシャルだったら、『まだプロサッカー選手でありたいか?』と鏡に向かって問いかけるだろうね」 2015年夏に将来を嘱望されモナコから鳴り物入りで加入したマルシャルは、加入初年度に17ゴールを挙げ、将来に大きな期待を膨らませた。2019-20シーズンには公式戦23ゴール11アシストを記録したものの、近年は負傷などもあり、成績は低迷。2021-22シーズンの後半戦にはセビージャへのレンタル移籍も経験した。現在28歳のマルシャルは、このまま第一線から姿を消すことになってしまうのだろうか。
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