ネタニヤフ首相「ヒズボラを弱体化させ続ける」国連総会で演説
日テレNEWS NNN
レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘が激化し地上侵攻の懸念が高まる中、イスラエルのネタニヤフ首相が国連総会で演説を行い、「ヒズボラを弱体化させ続ける」と述べました。 イスラエル・ネタニヤフ首相 「ヒズボラが戦争の道を選ぶ限り、イスラエルには選択の余地はない。我々にはこの脅威を取り除くあらゆる権利がある」「我々の目的が全て達成されるまでヒズボラを弱体化させ続ける」 イスラエルのネタニヤフ首相は27日、国連で演説し、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは国際社会におけるテロ組織だと述べ、攻撃を継続する意思を改めて示しました。 日本やアメリカなどが21日間の即時停戦を求めた共同声明には言及しませんでした。 また、対立するイランの核兵器開発に懸念を示し、核問題に関する安保理の制裁決議の規定を復活させるよう求めました。その上で「我々が攻撃された場合、イランに対して報復する」とけん制しました。 演説に先立ち、ネタニヤフ首相が議場に姿を現すと、対立するイランやレバノン、パレスチナの代表が一斉に議場を後にする場面も見られました。