民進党蓮舫代表の定例会見12月15日(全文1)榛葉氏処分「質問自体が拙速」
今後の取り組みについて
共同通信:共同通信の(※判別できず)です。(※判別できず)ことと重なるんですけれども、IR法案について、今後、政府は実施法案を策定していく考えですけれども、民進党の中では、どのように話し合いを進められるのか。先日の会見では、依存症対策の基本法案の作成を指示されたとおっしゃっていましたけども、この辺りも含めて、今後の党内の取り組みをあらためて(※判別できず)。 蓮舫:はい。まだ、確たる方向、あるいはどういった姿で進めていくのかを決めてはいません。ただ、きのう、深夜をまたいで、カジノ解禁のためだけに延長して、そして最終的には数の力で押し切られた、今回のカジノ解禁法案には反対だという姿勢は基本軸です。ただ、これから先1年間の中に、政府から実施法案が出てまいりますので、その中身が本当に国民に受け入れられるものなのかどうなのか。おそらく、想定できる争点は限られていますので、その1つ1つについて、党内の議論は進めていきたいと思っています。その中で例えば、例えば韓国への視察であるとか、現場をしっかり見て、国民の皆さま方が不安に思っている声に、本当にどういう形であれば応えられるのかというのも、実地検分をしながら進めていきたいと思っています。 司会:はい。
榛葉国対委員長の処分について
毎日新聞:毎日新聞のカサイです。関連で、カジノ法案のことで、榛葉国対委員長が、結果的に修正法案に、修正案に乗ったということで、なかなかほかの野党や、衆議院の民進党への連絡が直前までなかったということで、混乱を(※判別できず)ということで、処分を検討してくれっていう声が党内にもあります。一部報道では、代表が検討するっていうふうに(※判別できず)もありましたけど、榛葉国対委員長の処分について、どのように考えておられますか。 蓮舫:まず、われわれが、さまざまな意見を持って、ある種、ばらばらになると、大変大きく報道されます。でも今回のわれわれの対応については、一致結束していたと思っています。特に推進をしたいと考えてる方もおられるし、あるいは慎重になるべきだと考えてる仲間もいる中で、われわれは今回のカジノ解禁法案には反対と決め、最後の衆議院での採決でも、皆、同じ行動を取らせていただきました。 で、先ほどの質問にも答えさせていただきましたけれども、限られた選択肢の中で、しかも限られた時間の中で、何を選んでいくかというのが、つかさつかさの、それこそ責任を持った方が、責任を持った判断をしうる場面、しなければいけないシーンがあったことも事実で、その途中経過において、情報が図らずも全ての議員に共有されていたわけではないので、いろいろな声が出てることも承知はしています。ただ、その声にもう少し丁寧に耳を傾けながら、前に進める改革というのは、まさに組織の結束だと思っていますので、どういうことができるのかも、そんなに時間をかけずに、やはり考えてはいきたいと思っています。 毎日新聞:処分はないという。 蓮舫:その質問自体が拙速だと思います。 司会:はい。 【連載】民進党蓮舫代表の定例会見12月15日 全文2へ続く